初心者にもおすすめHARIOの台形ドリッパー「ペガサスドリッパー」のご紹介

1.新発売「ペガサスドリッパー」とは?

この夏、新登場した『ペガサスドリッパー』「初めてでもやさしく・美味しく」をコンセプトとした、ハンドドリップ初心者にもやさしい台形ドリッパーです。

今回は、『ペガサスドリッパー』の特徴やコーヒーライフに寄り添った工夫をご紹介します。

①スパイラルリブと小さな二つ穴

まず、このドリッパーの大きな特徴は、内側に施されたスパイラルリブ小さな二つ穴です。スパイラルリブは、ペーパーフィルターとドリッパー側面の密着を防ぎ、空気が抜けてしっかりとコーヒー粉が膨らませる役割を果たします。

また、注ぐお湯の速さが一定でない場合でも小さな二つ穴の構造がお湯が抜ける時間を安定させます。そのため、初心者の方でも味の再現性が高いコーヒーを簡単に作ることができます。

②コーヒー粉の杯数目安のメモリ付き

ドリッパー側面に杯数分のメモリが付いているため、わざわざスケールを使わなくても簡単にコーヒー粉の計量ができます。約10gが1杯分の目安です。コーヒーを粉で購入する方には便利ですね!

③抽出量が見えるのぞき穴、各社ボトルに対応したサイズ

マグカップや陶器マグなどにのせてドリップをしても、のぞき穴から抽出量が見えるためお好みの分量でドリップをすることが可能です。

各社ボトルメーカーに対応した底面形状なので、お手持ちのマイボトルに直接ドリップができる点も魅力。お出かけ前、洗い物を増やしたくない!という場合にもサーバーを使わずそのままドリップができます。

④サイズは全部で3種類

サイズは、全部で3種類。

01サイズ(1~2杯用)、02サイズ(2~4杯用)、03サイズ(4~7杯用)。お好みの杯数に合わせてお選びいただけます。

「ペガサスドリッパー」に合わせた専用台形フィルターも3種類のサイズ違いでご用意しております。

2.実際に「ペガサスドリッパー」を使って淹れてみました!

実際に『ペガサスドリッパー』を使い、コーヒーを淹れてみました!どのような味わいになるのでしょうか。

①使用した器具とレシピ

〈今回使用する器具〉

①コーヒースケールマグ

②ペガサスドリッパー01

③ペガサスコーヒーペーパーフィルター01

④V60ドリップケトル・ヴォーノ                                                                                                          

〈レシピ〉2杯分

・コーヒー粉:約20g

・お湯:約240mL

 

*1杯分分量 

コーヒー粉:約10g 

お湯:約120mL 

淹れる際は、杯数に合わせて調整してください。

今回、使用するマグカップとケトルはコチラ▽

コーヒースケールマグ

真空二重マグカップの下に超小型のデジタルスケールがセットされた製品です。外出先やオフィス、アウトドアシーンなどでも本格的なハンドドリップコーヒーが愉しめる、コーヒーの為のマグカップです。

V60 ドリップケトル・ヴォーノ

注ぎやすい細口のコーヒードリップケトル。注ぎ口の細いドリップケトルはお湯の量やスピードがコントロールしやすく、おいしいコーヒーを淹れるのに役立ちます。         

②コーヒー粉を投入

まず、ペーパーフィルターをドリッパーにセットし、コーヒー粉(中挽き)を入れていきます。今回は、2杯分でドリップをするので約20gの豆を使っていきます。

20gで2杯分の目安にピッタリです。コーヒー粉は、少しゆすって平らにならしておきますお湯は約93℃がベスト。準備が整ったらドリップのスタートです!

③ドリップスタート

お湯がコーヒー粉全体に行き渡る程度に注いで30秒程度蒸らします。スパイラルリブ構造のおかげで、蒸らしの際のコーヒー粉の膨張が妨げられず、しっかりと膨らみます。

蒸らしが終わったら、お湯をうず状に数回に分けて注ぎます。抽出時間は、杯数分に関係なくお湯が落ちきるまで3分以内が目安です。じっくりと抽出をしていきます。

完成です!

実際に淹れてみた感想として、ドリッパーの二つ穴から一定のスピードでじっくりと抽出されている印象を持ちました。この二つ穴のおかげで湯量の細かな調整をせずとも、安定したドリップが可能になると感じます。

また味わいとしては、小さな二つ穴で抽出に時間を要する分、円錐型ドリッパーと比べるとコクが強く、しっかりとしたボディの味わいになると感じました。

今回使用した『コーヒースケールマグ』は、真空二重マグカップの下に超小型のデジタルスケールがセットされた製品です。お家ではもちろん、キャンプなどの出先でも活躍するアイテムです。こちらもぜひチェックしてみてくださいね!

3.V60ドリッパーとペガサスドリッパーの抽出速度の比較

今回、V60ドリッパー(円錐)とペガサスドリッパー(台形)では、抽出される時間(お湯が落ちきる時間)がどのくらい違うのかを比較してみました。

V60透過ドリッパーの特徴としては上の通りです。

『ペガサスドリッパー』の小さな二つ穴に対して『V60透過ドリッパー』の大きなひとつ穴は、お湯を注ぐ速度により、コーヒーの味を変えられることができるため、自由度の高い抽出が可能になります。

今回の検証は、「ペーパーフィルターをつけたドリッパーに200mLのお湯を一度に注いだとき何秒で落ちきるか。」を比べるものです。穴の大きさが違う二つのドリッパーでは、どのくらいの違いがあるのでしょうか。

※動画は1.5倍速です

〈結果〉

ペガサスドリッパー  約20秒

 

V60透過ドリッパー  約13秒

※HARIO Official Shop スタッフ調べ

およそ7秒の違いを見ることができました。

この結果から『ペガサスドリッパー』の抽出は『V60透過ドリッパー』よりも遅く、じっくりと時間をかけて抽出できることがわかりました。『V60透過ドリッパー』と比べて初心者の方でも抽出速度を気にせずに安定したドリップが可能です。

 

4.まとめ

今回、『ペガサスドリッパー』を実際に使ってみましたが、特徴であるスパイラルリブ構造小さな二つ穴のおかげで、湯量のコントロールも簡単で安定したドリップができる印象を持ちました。

ハンドドリップを始める方が難しいと感じる部分は、お湯をどのくらい入れればよいのかわからないことや、一度に入れすぎてしまい味が薄くなってしまうこと。そのような悩みを『ペガサスドリッパー』が解消してくれます。

前項でも書きましたが、杯数分の目安が付いていたり、マイボトルにドリッパーを乗せることができるよう考慮した形状、コーヒーの出来上がり量が一目でわかる穴を付けるなどコーヒービギナーの初めてに寄り添う工夫が施されています。

ぜひ、『ペガサスドリッパー』と一緒にハンドドリップの初めの一歩を踏み出してみませんか。


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