ノンカフェイン・デカフェ・カフェインレスそれぞれどんな違いがある?

ノンカフェイン・デカフェ・カフェインレスそれぞれどんな違いがある?

皆さんは、ノンカフェイン・デカフェ・カフェインレスの違いについてご存じですか?健康ブームもあり、カフェインが少ないコーヒーも売られるようになりました。今回は、意外と知らないノンカフェイン・デカフェ・カフェインレスの3つの違いについてご紹介します!

1.カフェインとは何か?

私たちに身近なカフェインは一体どのような成分であり、摂取するとどのような効果があるのかを見ていきましょう。

まずカフェインは、「アルカロイド」と呼ばれる天然由来の植物成分の一種であり、コーヒー豆、お茶、カカオ豆などに含まれています。

カフェインによって得られる効果は、疲労感を和らげる、眠気を覚ます、代謝を上げる、興奮時に優位になる交感神経を高めるなど効果はさまざまです。

適量の摂取なら体に良い効果が見込めますが、多量に摂取してしまうと動悸や震えなどの悪い影響も出てしまいますので摂りすぎには注意が必要です。

2.ノンカフェイン・デカフェ・カフェインレスの違い

健康ブームの広がりや在宅勤務の増加により、カフェインレス飲料の需要が高まっています。それらのノンカフェイン・デカフェ・カフェインレス、これら3つの違いはどこにあるのでしょうか。

①ノンカフェイン

もともとカフェインを全く含まないものを指します。

ノンカフェインの代表的な飲み物として、麦茶、ルイボスティー、コーン茶、黒豆茶などがあります。妊娠中の方やカフェインの摂取を控えたい方などは「ノンカフェイン」表示のものを選ぶとよいでしょう。

②デカフェ

カフェインを含んでいるものからカフェインを取り除いたものを指します。

本来あるものを取り除いており、100%カフェインを含まないというわけではありませんので、カフェインはわずかに残っています。

③カフェインレス

カフェインレスもデカフェと同様に、カフェインを取り除いたものであり、カフェイン含有量が少ない状態のことを指します。また、カフェインレスコーヒーと呼ばれるものは、「カフェインを90%以上取り除いたもの」でなければ表記してはいけないという決まりがあります。

 

ノンカフェイン・デカフェ・カフェインレスの違いは、カフェインの含有量にあることがお分かりいただけたかと思います。

在宅勤務やオフィスワーク、長距離運転などをしていると、どうしてもコーヒーの飲みすぎになってしまうもの。そのようなシーンで、集中したいときにはコーヒーを、休憩や一息つきたいときにはカフェインレスコーヒーを飲むなど、メリハリをつけることがおすすめです!


3.一日に摂取してもよいカフェインの目安は?

一日に摂取してもよいカフェインの量は決まっているのでしょうか。

海外では、カフェインの摂取基準を設けている国もありますが、日本では明確な摂取基準はありません。

個人差もあり一概には言えませんが、あくまでも目安として一日にコーヒーカップ3杯分ほどまでが良いと言われています。また寝る前にカフェインを摂取すると、眠りが浅くなるなど日常生活にも影響を及ぼしてしまう恐れがあるため、飲む時間にも注意をしましょう。

4.まとめ

いかがでしたでしょうか。今回は、ノンカフェイン・デカフェ・カフェインレスの違いについてご紹介しました。カフェインを摂取することに抵抗がある方はノンカフェインの表記があるものを、カフェインは控えたいけど、コーヒーが飲みたい!という方は含有量が少ないデカフェやカフェインレスのものを選んでみるのもよいのではないでしょうか。カフェインと上手に付き合い、日々のコーヒーライフを楽しみましょう!

デカフェの豆でも美味しくドリップ!おすすめアイテム

コーヒー粉をお湯に浸漬してから抽出するドリッパー。スイッチを押してドリップするので、どなたにでも均一な抽出が可能です。

コーヒーの旨味成分であるコーヒーオイルも抽出できるので、コーヒー豆の個性を愉しめます。



〈番外編〉飲み物別カフェイン含有量

ぜひ、飲み物を選ぶ際の参考にしてみてくださいね!


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